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遊んでる・・・訳ではありません。

カテゴリー:ブログ 共同研究農家 2016.04.08

こんにちは。

桜の花も満開となり、春が美しく華やいできました。

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桜咲く、そして芽生えの季節は植物だけでなく、日本人にとっても芽生えの季節ですね。

入園、入学、新社会人の皆さま、ご家族の皆さま、お芽出とうございます!

皆さんの春が、素敵な出発となりますように!

わが家では、次女の中学校入学と、三女の入園とが重なり、それぞれの持ち物リストを親が握りしめながら、準備に目が回るこの頃なのですが、

春を迎えると、入園入学など大きな節目がなくとも、新学期と新年度、稲作もスタート・・・と、スタートすることが重なって、なんだか気ぜわしくなります。

日本にはお正月があり、一年の始まりの1月から同時に新学期新年度としても不思議ではなかったと思うのですが、

なぜ新学期が4月なんだ?と長年疑問に思っていました。

今回、このブログを書くにあたって、何年越しかの疑問に終止符を打つべく、検索して調べてみたところ・・・

明治の頃、政府が会計の新年度を春にしたことに、学校も倣ったからなのだとか。

当時の政府の収入源は農家の納税だったようで、農家が秋に収穫したお米を現金化して納税、政府がその税金を元に、予算編成をすると、お正月には間に合わず、新会計の年度始まりは4月になったからなのだそうです。

他の理由として外国との関係もあったようですが、日本はやはり、お米の影響深い国なのだなぁと感じました。

日本の主食が、例えば小麦だったとしたら、どんな歴史になっていて、何月が新学期だったのでしょうね???

新学期云々以前に、国が全く違う様相であったとしても不思議ではないと思います。

・・・びっくりの日本の姿の想像から話を春に戻すと、

さてさて、ようやく種もみの選別を始めました。

今回の種もみは第一陣に育てる、あきたこまち。
農薬・化学肥料を減らした、いわゆる減農薬栽培で育てられます。
まず、毎年恒例の塩水選。

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濃度の濃い塩水を作り、その浮力で、

重く沈む、詰まって健康な種もみか、
軽く浮く、種には適さないもみか、

選別します。

浮く「もみ」を金ザルですくって別に除けるのですが・・・
今年は新グッズ登場!

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三女の金魚すくいオモチャの「ポイ」です!

作業の周りで遊んでいた三女が、金ザルを使いたがったので、一緒にお手伝いできるよう、オモチャのポイをひっぱり出してきたのですが、

このポイ、金魚すくい用の紙製ではなく、細かいプラスチックのネットが張ってあるので、浮くもみが少なくなってくると、小回りがきいて使い勝手が良いと・・・

大??活躍??

といえるのか、単に、おじさんスタッフが子ども心を思い出し、遊んで楽しんでいたのかは・・・

さてさて。

塩水選後は、塩を真水で洗い、お湯で消毒してから、浸種(しんしゅ)と言って、芽がでるまで冷水に浸し続けます。

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コシヒカリ、特に有機のコシヒカリの塩水選は、まだ先になりますが、その時も「ポイ」活躍しているかな??

さあ、ようやく稲作本番スタートです!
網本朝香

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